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感謝と懺悔
感謝と書くとどうしても(驚)を入れてしまいます。これが俺の本性か!?と恥ずかしくなります。

7月3日、7月10日ともイベントが無事終了しました!!

どちらもそこそこの盛況で、いいイベントが出来たと思っています。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!!これからもササタニーチェを宜しくお願いします!!


昨日近所に住む友人と会ったのだが、何故かその人に会うと帰りに必ず拾い物をするという決まり(というか運命のいたずら)があります。

これまでに、「ど忘れ事典」シリーズ全巻(10冊)、世界史の本などを拾いました。我が家までの帰り道に、本当に落ちてるんです。もちろんネコババします。

昨日、帰り道を歩いていると、我が家から20秒ほどの曲がり角(ゴミ捨て場)に食器がいくつも置いてありました。しかも「自由に使ってください」の張り紙つき。コップが4つ。お皿が大と小の2つ。

私は運命のいたずらに興奮しましたが、人が使ってた食器ってなんか汚いイメージがあったのでそのまま家に帰りました。

一時間ほどして、月曜日はダンボール回収の日だと思い出し、またゴミ捨て場に行きます。そこに食器があったのを忘れていた私は、再び不意に出会った彼らに驚き、少し運命的なものを感じてしまいました。人っていつも意識の外にあるものが、ある瞬間手もとにきたとき何故かクラっとするものです。

使えそうなものを探してる自分が居ます。4つのうち2つのコップは「ピエールカルダン」のコップだったので拝借することにしました。そしてお皿も良く見る中国のお坊さんみたいな絵が描いてあり、なかなか可愛かったので、その4点を持って帰り、入念に洗いました。

お皿は案外きれいなのですが、ピエールカルダンのコップは微妙な汚れがこびりついています。ゴシゴシ洗っても取れません。金たわしを使っても取れません。この2つのコップはもう使えないと私はあきらめ、もとの場所に戻そうと家を出ます。

箱にはまだ2つのコップが残っていました。もう2つのコップも元に戻します。

「あっ・・・!」

次の瞬間、私は指を滑らせてしまい、コップの上にコップを落としてしまいました。かん高い破壊音、そしてもちろん両者とも粉砕しました。
夜の11時30分ごろ。
私はとんでもないことをしてしまったと家に走って帰りました。そして残ったお皿たちを超丁寧に洗い続けました。


京都のある骨董屋で、私は姉の結婚祝いに紀元前2000年ごろのメキシコの土偶を買ったのを思い出しました。決して安い買い物ではありません。
私は店主に「これは本間もんですか?なんか確証はあるんですか?」と聞きました。すると嬉しそうに店主はいいます。「ぶっちゃけて言うと、その時代の地層から取れたっていう事実しかないんです。その保証書もとくにありません。でも、古代の人が作ったものが、何千年もたって、海を渡って、地球の裏側まで来て・・・・・ってすごくロマンがありません??」と。そして私は買ってしまいました。

色んな人の手を渡り使い続けられたものには、色んな景色があります。割れても継ぎはぎで直される土器、茶碗。そしてそれを受け継ぐ人々。骨董の真髄はそういうロマンなんですよね。ものの記憶を想像して辿るというか。。。。だって150年前までは武士の世界ですからね~!今とは全てが違うわけです。


近所に捨てられたコップたちも、割れやすいながら、これから色んな記憶を刻むはずだったし、持ち主が捨てずに「使ってください」と書くことも、そういった希望がこめられているんです。まあ口をつける物なので汚くて使えなければ意味はありませんが。ただ、割ってしまったのは良くなかった。逃げたのも良くなかった。そう思っています。だってそのコップの未来はゼロに成ってしまいますからね。

ものが溢れかえってる時代に、淘汰されるべきものは、「古い」ものなんでしょうかね・・・・。そんなことを思いながら夏木マリ聞いてます。てゆうかエキサイトのブログの上の方に幸田くみがいるんやけれど、すごく顔が不快。


# by sasatani-chez | 2010-07-18 11:24 | 小言
深夜のイベントに出る!
まず、「メイコグとエモい昼食」!!無事終了しました!!
来ていただいた皆様!本当に本当にありがとうございました!!あんな長いこと話したのは初めてというか、話長すぎたのにみんなよく聞いてくれたなあとか感じいっています。。。。。!!個人的には反省点が死ぬほどありましたが、、、、、、感謝っす!

深夜のイベントに出る!_e0118370_18314357.jpg


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

さて、なんと来週もイベントに出ます!!深夜のオールナイト上映会に呼んでいただきました!!

土曜の夜中の代官山!!!しかも共演は活弁映画監督・山田広野さん!!!

どーん!こんな大先輩と肩を並べるなんて。。。恐縮すぎてやばいです。。。。。。

詳細!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月10日(土)納豆の日 開場◯深夜24:00 開演24:45〜日の出
『代官山地下特選劇場〜夜は糸を引きながら更けていく〜』
於 代官山 晴れたら空に豆まいて キネマれんず豆 http://mameromantic.com/?cat=34
【上映】
「昭和聖地巡礼~秘宝館の胎内~(監督:ササタニーチェ/2007/62min)」
「ファニーフェイスの哭き哥(監督:ササタニーチェ/2010/22min)」
【活弁】
自作自演活弁映画監督 山田広野
◉山田広野×ササタニーチェによる、異端の映像作家同士のクロストーク有
【お笑いライブ】
ラ・サプリメント・ビバ(石井進)
【DJ】
DJ swap tv(昭和歌謡を含むDJ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*日本ではじめての秘宝館ドキュメンタリー『昭和聖地巡礼~秘宝館の胎内~』で世間の話題をかっさらった映像作家ササタニーチェと、長編映画「バサラ人間」も大好評全国巡回中、七色の声とハンチングで繰り広げられる自作自演の活動弁士山田広野が、代官山の夜をいつもより深~く粘っこ~く更けさせます。
全盛期には某「anan」の取材も受けたことのある気鋭で異端の映像作家ササタニーチェによる現時点での最新作、短編「ファニーフェイスの哭き哥」の上映、ハンディーカムと自慢の喉でウラ文化を渡り続けてハヤ10数年、酸いも甘いもドSもドMも噛み分ける異端の映像作家にして活動弁士、山田広野による夜更けの活弁もあわせて二幕も上映します。
そしてじつは、山田広野とササタニーチェは、ちょっとした先輩と後輩の関係でもあります。
そんな二人によるクロストークの時間も特別にご用意、業界のオモテもウラも、映像作家同士でないとわからないあんなことやこんなことも、この日なら訊けるかも知れません。
そうしてそうして、トークの蛇足にはササタニーチェ自家製のホールケーキ争奪、クイズ大会も開催予定!
もうなんだかわかりませんが、愉快なことは間違いありません。
DJ swap tvがまわす気の利いた場内音楽とラ・サプリメント・ビバの脱臼コントで、納豆の晩はいよいよの盛り上がりをみせるでしょう。
そして夜も明けようという頃にはササタニーチェの出世作『昭和聖地巡礼~秘宝館の胎内~』の上映が、あなたの眠気にあわせてダラリと上映されます。
朝日が昇ろうかという頃にこそ見たい一作です。
今年の納豆(7.10)の日は、粘っこい夜になりそう・・・そう、夜は糸を引きながら更けていきます。
開24:00 演24:45~日の出 ・ 前1,800 当2,000 +1D500

◉ご予約・お問合せ・苦情 →03-5456-8880 / ticket@mameromantic.com(公演日・名前・枚数・ご連絡先を明記のうえ送信願います)


3日のイベントにこれなかった人!!!10日のイベントに来てください!!!むしろ来るべきです!!

面白いイベントになること請け合いです。深夜の代官山は逃げ場がないそうですんで、軽いのりで遊びにきてください!!
# by sasatani-chez | 2010-07-04 18:32 | 映画や音楽
クリックするべし。
とにかく7月3日土曜の昼12時から!!ネイキッドロフトにて!!

クリックするべし。_e0118370_16124124.jpg


新宿ネイキッドロフトにて「メイコグ第1号」発刊記念イベント『メイコグとエモい昼食』12:00オープン13:00スタート。予約1000円(03-3205-1556 begin_of_the_skype_highlighting              03-3205-1556      end_of_the_skype_highlightingに電話!!) 当日1300円。お昼ごはん食べにきてください!

当日はなんとオリジナルメニュー「超エモ丼」をご用意しました。

クリックするべし。_e0118370_1615786.jpg


あつあつご飯の上に旨く焼き上げた鶏肉をのせ

クリックするべし。_e0118370_16152858.jpg


チーズとトマトソースのダブルパンチ!!!

クリックするべし。_e0118370_16185433.jpg


なんかえぐいけど本間に美味しい!!!イベント来てたべてね。来るように!!(願)
# by sasatani-chez | 2010-06-27 16:20 | 巡礼
7月3日、エモいイベントします。
日本ではじめての秘宝館ドキュメンタリー『昭和聖地巡礼〜秘宝館の胎内〜』のササタニーチェが満を持してお届けする、社会の歯車に詰まる石になりたい人のためのDVDマガジン「メイコグ第1号」発刊記念イベント「メイコグとエモい昼食」。

今回発表した性器のお面のドキュメンタリー『ファニーフェイスのなきうた』上映、トークショー、手作りケーキ1ホールが当たるお楽しみクイズ大会、お悩み相談など盛りだくさんの内容です。

エモいとはつまりエモーショナルのことであり、感情が揺さぶられることです。秘宝館や性器のお面のエモさをお昼間からネットリ熱く語ります!!世の中に足りないのはまさしくエモです。こんな時代だからこそササタニーチェが今更「エモい!」を探求します。そして土曜ランチのまったり感がササタニーチェの「エモ」には丁度いい。ということで皆様のエモさを促進するオリジナルメニュー「エモ丼」「スーパーエモ丼」が誕生!!この機会にメイコグのエモい味とエモい話をご賞味あれ。

7月3日、エモいイベントします。_e0118370_1530316.gif



7月3日、イベントします!!きてください!!

メイコグもよろしくです。

# by sasatani-chez | 2010-06-13 15:38
パッケージ
その時の椎名林檎は、確かに凄まじい影響力を持っていた。椎名林檎が好きな奴は本当に彼女を信仰していたし、セックスシンボルではない女性のナニかを感じていた。私も「加爾基 精液 栗ノ花」をはじめて聞いたときは結構衝撃をうけたように覚えている。鼻の穴を無理矢理グッと開けられたような感覚になった。

当時の東芝の椎名林檎の売り方は超クリティカルで、私は「椎名林檎ほど大衆に媚びていない人は居ない!」とか平気で言っていた。(今でもベンツを半分にぶった切ってそれを富士山背景に爆発させる凄みは色褪せていないが・・・)だからどうってことは無いのだが、自分が大分馬鹿だということだけは解かる。

パッケージ_e0118370_16323146.jpg


歳をとると対面するものともの距離が段々遠くなっていることに気付く。感情操作とはどんなものか少しづつ解かってくる。大人たちが消費の世界を操作しているに過ぎないことが見えてくる。つまりそれはパッケージである。

まず椎名林檎は普通の格好をしちゃいけない。森ガールとかだったら嫌だ。もちろんタバコはめっちゃ重い奴。反逆とか、退廃とかそういうパッケージが時代に合っていたし我々の憧れであった。いわばアイドルと言われないアイドルだったんだなあ。

2年位前のある日、タワレコのフリーペーパーをぱらぱらとめくっていると椎名林檎の一言インタビューがあった。「あなたにとってLIFEとはなんですか?」(そんな内容)にたいして、「思慮。考えないということは死んでると思っています」みたいな事が書いてあった。なんかわざとらしくも見えた。読んでる人が望んでいる答えだからであろう。


話はとんで、知人から聞いた桃井かおりのインタビューの話。

インタビュアー「桃井さんは女優じゃなかったら何になっていますか?」

桃井「あっしねえぇ、女優じゃなかったら、多分殺し屋になってると思うのよねえぇ。」

という映像があるらしい。一見するとすごい。おいおいどんな覚悟を持って女優やってるんや。やっぱすげえなあ。。。。とか思ってします。

でもそれもこれもひっくるめてパッケージなんだろうなとさめた目線で観てしまう。だってその質問に対して「ケーキ屋さんじゃないかすら?」とか言われてはこっちが困る。そういうキャラなんだ。

椎名林檎に関しても「LIFEとは花壇に水をやって猫とごろごろすることです。」とか言われても困ってしまう。椎名林檎なら「花壇にガソリンをまいて猫でキャッチボール」くらいのことはしてもらわないと。

アイドルは絶対に恋人がいると言ってはいけない。そういう義務を果たしているのと同じことなんでしょう。

そう考えると椎名林檎の全てが白々しく思えてくる。書いてたらほくろになったとか嘘やろ!などそういうことを言い出すときりが無いが、それらの記号が当時の我々を完全にキャッチしていた。それらを支えていたのはもちろん楽曲だった。

んで今の楽曲は全然よくないよな~。。。。。という結論になる。

という記事を何故か一年周期くらいで書いている。しかも同じ内容のことを書いている。そして書きたくなる。なぜだろうか!?そんなにも好きなんだろうなあ~。

余談だが、最近の浜崎あゆみの迷走ぷりは本当にやばくって、ある意味見世物的。
# by sasatani-chez | 2010-05-30 17:15 | 映画や音楽



ササタニーチェが聖地を巡礼する。
by sasatani-chez
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